株式投資をそれなりに続けていると、あるときふとIPO(新規公開株)という言葉が気になり始めますよね。
私自身、IPOだけはなんとなくハードルが高そうで避けていた時期がありました。でも、実際に足を踏み入れてみると、独特の面白さがあることに気づかされました。
今回は、初めてIPOに当選した時のことを振り返りながら、改めて「IPOとは何か」を整理してみたいと思います。
そもそも「IPO」とは?
IPOとは「Initial Public Offering」の略で、日本語では「新規公開株」と呼ばれます。
すでに市場で売買されている株を買うのではなく、「これから市場にデビューする企業の株を、いち早くに手に入れる」という点に最大の特徴があります。
会社が成長するためには、設備投資や人材採用など大きなお金が必要ですよね。
その資金を銀行からの融資だけでなく、市場から広く投資家を募ることで調達することがIPOの大きな目的です。
もちろん米国株にも同じ仕組みはあるのですが、日本の証券会社では直接米国株のIPOに申し込むことはできません。
なぜIPOは「宝くじ」と言われるのか
IPOが「宝くじ」と称されるのは、公募価格(売り出し価格)と初値(上場して最初につく価格)の差が利益になりやすいからです。
IPOでは企業が上場する際、あらかじめ決められた公募価格で株を買うことができます。
もしその企業への期待値が高ければ、上場直後に初値が公募価格を大きく上回ったり、その後も上昇すれば短期間で利益が出ることも珍しくありません。
もちろん逆もあります。市況が悪かったり、期待先行で初値が公募価格を割り込む「公募割れ」のリスクも、IPO投資にはつきものです。
だからこそ、既存の投資経験がある方ほど、「単なる利益目的のギャンブル」にするのではなく、「どんな事業に投資するのか」という企業分析の視点を持つことがすごく大事だと思いますし、ネットの情報も少数を鵜呑みにせず、多くの意見を参考にしたほうがよいです。
IPOデビューを振り返る
私が初めてIPOで購入した株は、2025年3月のJX金属でした。
もちろん自身で目論見書もしっかり見ましたし、ネットで飛び交う情報も確認をして、きっと上がっていく株なんだろうなーと予想のうえで申し込みました。
慣れている人は証券口座を複数開設して、それぞれの口座で申し込んで当選確率を上げるようですが、私は口座の管理を含めいろいろと面倒なので、楽天証券1本のみで勝負しました。
結果は、まさかの当選。
「え?初めてのIPOで当選??やったあぁ🙌」
当選通知を開いた時のあの高揚感は、保有銘柄が大きく上昇したときや、配当金が振り込まれたときとは全く別物でした。
あの時の100株は、私にとって単なる資産という以上の、「投資家としての一つの通過点」になりました。
1株820円で購入したJX金属は、約1年経った今は1株4,824円となって、評価損益率が488.24%となっています。
無心の積み立て投資のスパイスになる
IPOはひたすら積み立て投資を行っているだけのある意味面白みのない投資に楽しさを与えてくれます。
当選するかしないかという運要素もありますし、公募割れのリスクがあるので多少ギャンブル性もありますが、しっかり情報収集すればかなり高い確率で利益が出るのではないかと思います。
なんでも応募するタイプではないので、今後も慎重に情報収集して、ここぞというときにまたIPOにチャレンジしたいと思います。
