資産運用の正解は、もう出ていますよね。
全世界株式(オルカン)やS&P500のインデックスファンドを無心で積み立てる。
これが最も合理的で、最も成功率が高く、最も手間がかからない最適解です。
正直これ以外の選択肢はパフォーマンスを落とす要素でしかありません。
なのに、なぜ高配当株というインデックス投資に劣るものに惹かれてしまうのでしょうか?
「インデックスが最強なのは分かってる。でもやっぱり配当金が欲しい・・」
「20年後の1億円」より「今日の1,000円」の重み
インデックス投資の最大の弱点は、出口までずっと我慢が続くことです。
そして積み上げたものを売却しなければ手元に入ってきません。
20年後、30年後に資産が数倍になっているかもしれない。
でもその間の生活が目に見えて豊かになるわけではありません。
画面上の数字(評価額)が増えるだけで使えるお金は増えない。
これ意外と精神的にくるんですよね。
高配当株は違います。
3ヶ月に一度、あるいは毎月、自分の口座に現金が振り込まれるので、
・ちょっといいランチを食べる
・今月のサブスク代に充てる
・あえて使わず、別の高配当株を『1株だけ』買い増す
・少し高めの美容室や、ちょっといいネイルに使う
・スタバのカスタム増し増しにして、ドーナツも
この「今、使えるお金が増える」という実感は、インデックス投資では味わえない喜びです。
遠い未来の成功を信じて耐えるより、今の生活に彩りを与えてくれる。
高配当株投資は、ある種「人生を今すぐ少しずつ楽しくする仕組み」なんです。
うちの場合はそもそも入金力が低いので、この配当金を増やすことで入金力を高めています。
この記事を執筆している時点では毎月3万円ほどの配当金を得ています。
月3万円も入金力が上がるのってかなり大きいですよね。
下落相場で「含み損」を笑って過ごせる魔法
インデックス投資家が最も試されるのは暴落時です。
資産が20%、30%と削られていくときはひたすら我慢し続けなければいけません。
しかし、高配当株投資家(特に米国株やETF派)の見え方は少し違います。
株価が下がっても、企業が配当を維持(あるいは増配)してくれる限り、「配当利回りが上がった!バーゲンセールだ!」とポジティブに捉えられるんです。
これが、焦って売ってしまう狼狽売りを防ぐ強力な心理的安心感を与えてくれます。
投資において最も大切な「市場に居続けること」を配当金が支えてくれるんです。
「自分で納得して選ぶ」というちょっとした手応え
積立投資は、一度設定したらあとは自動。
それは楽でいいのですが、自分に関係のないところで勝手に数字が動いているだけです。
高配当株投資は、もう少し「自分で選んでいる」という手応えがあります。
「この会社、身近な商品を扱っていて潰れなさそうだし、ずっと配当を出し続けてる。応援してみようかな」
「ここは利回りが高いから、少しだけ持ってポートフォリオを強化しよう」
そうやって一株ずつ自分で納得しながら集めていき、自分の目利きで選んだ銘柄が約束通りに配当を運んできてくれます。
ただ機械的に引き落とされるだけの積立ではこのような感覚は得られません。
投資は「最大効率」を競うゲームじゃない(持論)
もし、あなたが1円でも多くの資産を残したい「マネーマシン」なら、迷わずインデックス一本に絞るべきです。
でも、私たちは感情を持った人間です。
将来の不安を消すことも大事ですが、今を生きる活力も同じくらい大切にしたい。
高配当株投資とは、資産形成のスピードを少しだけ落とす代わりに、「心の安定」と「今の幸せ」を買い取る選択なのだと思います。
貯金感覚のインデックス投資をベースにしつつ、サイドメニューとして高配当株も楽しむ。
そんな「いいとこ取り」のスタイルこそが、一番長く笑顔で投資を続けていける方法なのかなと思います。
